無料レンタルサーバーの利点と欠点

さて、前回「ブログにレンタルサーバーは必要ないのか?」 という疑問でおわりましたので、いきなり結論から入りましょう。

「無料ブログサービス」は、その運営会社の「サーバー」と「ドメイン」を使ってブログを作るので、レンタルサーバーやドメインの契約の必要はありません。一番最初の記事で説明しましたが、レンタルサーバーの多くが「初期ドメイン」を用意しています。

無料ブログ(レンタルサーバー)も例外ではなく、ブログ開設時に「http://ユーザーアカウント/●●.com/」のように割り当てられます。 なので、ホームページに必要な「レンタルサーバー」「ドメイン」「HTML(PHP)」が全て用意されているので、ブログページを公開することができるのです。

無料ブログサービスイメージ

無料レンタルサーバーの中には、ブログだけでなく、ネットショップや、HTMLの雛形を提供している所もあります。


無料レンタルサーバー(ブログ含)比較】

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サイバーエージェント(アメーバブログ)

・ブログ
・SNS(なう)
・ホームページ(Ameba Ownd)



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fc2

・ホームページレンプレート
・ブログ
・動画
・ネットショップ(ショッピングカート)



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livedoor

・ブログ


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●WIX

・レンタルサーバー
・ホームページ(html知識不要)
・動画
・ブログ
・CMS



これだけ見ると無料のレンタルサーバーを借りれば、ブログもホームページも簡単に作れていいことづくしのように思えますね。ですが、やっぱりタダより高いものはありません。 それぞれ欠点があります。

その一番が「広告バナー」が強制的にホームページのいたる所に表示されます。シリアスな漫画を描いていても、女性物の下着のバナーなんか出されたら台無しです。

その他にも、表示が遅かったり、カスタマイズに制限があったり、画像の直リンクが禁止されてたりと、いろいろと不都合がでてきます。

有料でバナーを外すこともできますが、1,000円/月ほどかかり、これなら有料のレンタルサーバーとあまり変わりません。

無料レンタルサーバーの欠点

「とりあえず無料のレンタルサーバーでつくってみて、後から有料のー」と、考えている人もいると思うのですが、あまりお勧めできません。

かくいう私もずいぶん長い間、無料のレンタルサーバーで「牛屋の店長」のホームページを運営してきました。()の回数はリニューアルの数です。

Yahooジオシティーズ(1)→某有料サーバー(2)→FC2(2)→アメブロ(2)→さくらレンタルサーバー(3)

正直、一番、問い合わせがあったのは、一番最初の「Yahooジオシティーズ」の時です。

10年前はホームページでWeb漫画を公開している人もそれほどなく、また「牛丼屋」という目新しいジャンルが読者の興味を引き、いろんな所から掲載依頼や、仕事の依頼をいただけました。

が、Webデザイナーの駆け出しだった自分は、その同人活動をしていた時の適当なホームページが嫌で、某有料のレンタルサーバーにドメインを取得して引越ししました。

これが、最悪の選択で、問いあわせどころか、閲覧者も全く来なくなってしまったのです。

別に某有料サーバーが悪いわけではありません。レンタルサーバーを変えると、ページのURLも当然変わります。 当然しばらくは「ーへ移動しました」の表記をしましたが、それでも閲覧者数は戻りませんでした。

パン屋に例えてみましょう。田舎の地元近くに地域密着の美味しいパン屋があって、よく買いにいってました。

ある日、急遽業務拡大で都心の方に店舗を移動することになりました。店のシャッターには新しい店舗の地図が貼ってあります。

あなたは、片道何時間もかけて買いにいきますか? いきませんよね。家の近くの手ごろなパン屋を探すでしょう。それくらい、ホームページにおいて「1アクション」は躊躇させます。

ホームページ引越しの時の注意

どんなにホームページの見栄えをよくしても、閲覧者は一日5件あるかないかでした。Web集客のノウハウを積んだ今でも、一日100件アクセスのあるホームページをつくるまで三ヶ月~半年はかかります。

なので、もしホームページで積極的に活動をされたいのならば、中途半端に無料ホームページを始めるのではなく、有料のレンタルサーバー+ドメインを取得して、その中でリニューアルや作りこみをおこなっていったほうが、遥かに効率がいいです。

Web業界では「リダイレクトをかける」という方法も一応ありますが、無料レンタルサーバーでは、設置できない所や、禁止しているとこともありますので、考えないほうがいいでしょう。

もしそれでも有料のレンタルサーバーに抵抗があるようでしたら、なるべく引越ししなくてすむよう、機能や広告やカスタマイズの条件をじっくり吟味して、レンタルサーバーを選んでください。

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