さて、今回のテーマは『仕事内容と役割分担』です。
社外秘の所もあるかと思いますんで、お客として見える所までしか言えませんがカウンター型の店舗は、調理から洗い場まで、全て丸見えですよね。吉野家さんなんかは、結構メディアで調理場なんかも映してますし。と、言うわけなんで、全部言っちゃうことにします。/
牛丼屋の仕事内容
- ポジション(役割)名と仕事内容
- 店内の人数
- 仕事中の注意点
牛丼屋のバイトのポジション(役割)名と仕事内容
牛丼屋の仕事大きくわけては、『前』『中』『後』の3つになります。はい。わけがわかりませんね。『前』は接客、『中』は(接客・調理)補助、『後』は調理を意味します。

『前(接客)』の仕事 ・オーダー確認(食券回収or伝票記入) ・配膳 ・下げ膳

『中(補助)』の仕事 ・接客補助 ・調理補助 ・洗い場 ・カウンターセットの補充(紅しょうが・紙ナプキン)

『後(調理)』 ・肉盛り(牛丼) ・鉄板(加熱調理) ・食材補充

細かくいうと、調理器具の清掃なんかもあるんですが、それはまた「接客編」「調理編」などの各テーマの時にお話しします。
牛丼屋の店内の従業員の人数
店舗の規模によって、多少人数は上下しますが、だいたい2~4人で店内を回しています。一つ一つの仕事は大したことはありませんが、休憩を回すと実質1~2人で店内を回さなくてはならないので、『前・中・後』の仕事を全部できなくてはいけません。調理の人が休憩中だから、牛丼出せませんってわけにはいきませんからねw
「ワンオペ」ってのは、これ全部一人でやらなくてはならないんで、どれだけ大変なことか、これだけでもわかっていただけるではないでしょうか?まあ、前回の記事にも書きましたが、それでも出来るようになるんですが。
ちなみに、上は入店時のお仕事。店長や時間帯責任者になると、「〆作業」や「トラブル(券売機トラブルetc)対応」など商品提供以外の仕事も増えてきます。
仕事中の注意点
と、まあいろいろ仕事を並べてみましたが、どれも注意しなくてはならないのが『スピード』。牛丼屋の回転は速く、忙しい時は、1時間に20席が4回転、100人近い人達の対応をします。単純な作業ですが、それでも数秒単位の遅れで、店内が回らなくなるなんてこともあります。
ただ、それだけ時間に追われて仕事をしているので、時間があっという間に過ぎます。「あー仕事早くおわんないかなー」なんて、退屈になる時間は殆どありません。のんびり仕事やりたいなーって人は、興味本位でも応募しないほうがいいですね・・・
次回は、牛丼屋の命『牛丼の作り方』についてお話したいと思います。
