





特異点の時代背景
江戸幕府の崩壊の先駆けが、慶応3年10月14日(新暦1867年11月9日)に行われた15代将軍徳川慶喜が政権返上した『大政奉還』。
しかしこの時点では征夷大将軍は辞職していないため、まだ江戸幕府が廃止されたわけではありませんでした。
そのわずか1ヶ月後の11月15日(新暦12月10日)に坂本龍馬は京都の近江屋で中岡慎太郎と共に暗殺されてしまいます。
完全に幕府が将軍職を失うのはそのまた1ヶ月後の12月9日(新暦1868年1月3日)の『王政復古の大号令』。
つまり龍馬は『日本の夜明け』を見る前に亡くなっていたことになります。
ちなみに近江屋とよく間違われるのが寺田屋と池田屋。
寺田屋では確かに龍馬は襲撃されましたが、1866年3月で大けがをしましたがここではまだ殺害されていません。
ちなみにこの事件を機に献身的に介護をしてくれた、寺田屋の娘『お竜さん』と結婚することになります。
で、池田屋は1864年7月8日に新撰組が起こした『池田屋事件』の舞台で、こちらは龍馬は関係ありません。
幕末の京都といえば有名なのが新撰組ですが、幕府側の治安部隊にはもう一つ『京都見廻組』というのがあり、龍馬暗殺は彼らがやったのではという説があります。
京都霊山護国神社
京都の霊山ということで京都霊山護国神社をターミナルポイントに選びました。
実在する神社で京都で命を落とした坂本龍馬のほか、幕末の勤王志士も祀られているそうです。
マスターよ!お肉の補充は十分か?
『いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は十分か』のパロ。
ニコニコ静画でこの時代に肉は売ってないだろ?っというツッコミがありましたが、多分これはエミヤぱいせんが山で狩ったものでしょう。
一説によれば開国と同時に牛肉文化も始まり、明治前からすき焼きを提供している店もあったそうです。
よく龍馬が出てくる伝記には「軍鶏(しゃも)鍋」が登場するので、割とこの時代の人もお肉を食べていたかもしれませんね。