「自分でテーマを作る」となると、かなり難しく感じるかもしれませんが、なかみはいたってシンプルです。
最低限必要なファイルは以下11点です。
- index.php(トップor404ページ、空でも可能)
- home.php(トップページ)
- header.php(ヘッダー部分)
- footer.php(フッター部分)
- page.php(固定ページのテンプレート)
- single.php(投稿ページのテンプレート)
- category.php(一覧ページ)
- sideber.php(サイドバー)
- style.css(スタイルシート)
- screenshot.png(テーマのスクリーンショット・アイコン)
- function.php(テーマを制御するファイル)

一先ず空ファイルでいいので、上記拡張子で一つのフォルダに保存します。
名前を見てわかる通り、header.phpはヘッダー、footer.phpはフッターになります。
sideber.phpはよく左右にあるサイドナビになります。
この三つはdreamwaverでいうテンプレートの役割だと考えるとしっくりくると思います。
htmlの更新の必要がないので、こちらのほうが使い勝手がいいかもしれません。
page.phpは固定ページ、single.phpは投稿ページになります。
screenshot.pngはwpの管理画面でテーマを切り替える際に必要なデータです。(前章のテーマ選択画面参照)それで一番なじみのないファイルがfunction.phpです。
実はこのファイルが一番重要なファイルで、wpテーマを動かすための司令塔のような役割になります。
wpにいろんな機能を追加する場合は、こちらにいろいろ記載しなくてはいけないのですが、動かすだけなら記述する内容はそれほど多くありません。
が、ある程度は記述しておかないと後々やっかいです。(詳細は次章で)
なので次の章で早めに記載する内容をお伝えします。
これらを一つのフォルダに入れてFTPソフトでアップします。
階層は「wp-content」>「themes」と進むとデフォルトのテーマの「twentytwelve」などのテーマフォルダがありますので、それと同じ所にアップします。

新しくアップしたテーマに変更する際は管理メニューの「外観」>「テーマ」から変更することができます。
こちらは記述がちょっと間違えるだけで、wpにアクセスできなくなることもあるので、編集の際は必ずバックアップをとるようにしてください。
それでは、次回は各ファイルを作りこんでいきましょう。